top of page
歴史ある景勝地

今村の大桜

​いまむらのおおざくら

《アクセス》

国道265号、役場蘇陽総合支所を南1kmのところに十字交差があり、そこから北西に広い農道が伸びている。車なら5分もかからないところにその桜立つ山の入口が右手にあるが、看板等一切なく桜も窪地になるため満開の時でない限り、見つけることは困難。個人所有の山であり、根元には近づけないようロープが張ってある。

山都町は阿蘇南外輪に広大な裾野を広げています。そこはキャベツや大根等、高冷地野菜の一大産地で町道のほか立派な農道が縦横無尽に通っています。そんな農道の脇に薄いピンク色の花弁を大きくまとった桜がぽつんと1本、この時期だけ存在を誇示するように立派な花を咲かせます。以前より地元の人からは「一心行の桜」より大きいのでは?他にはあんな大きい桜を見たことがない!とささやかれていました。樹木医で県の造園建設業協会長をされていた方に計測を依頼したところ、それまでヤマザクラの巨木として県内で有名だった波野の大桜や湯舟の大桜より一回り大きく県内最大と思われるとの事。新聞でも大きく報じられましたが、地元の人でさえ説明できないような場所にあり、駐車場はおろか看板さえどこにもありません。「知る人ぞ知る大桜」として大事に保存される方がいいのかも知れません。付近の観光地・名所:そよ風パーク(車10分)、蘇陽峡(車15分)

bottom of page